さて、パーツが全て揃ったので組み立てていきます。
基本的な手順は
基本的な手順は
- スイッチをプレートに装着
- PCBにスタビライザーを装着
- スイッチとプレートをPCBに装着
- PCBとスイッチをハンダ付け
- ↑で組み上がったものをケースに入れて固定
- キーキャップを取り付けて本体の完成!
- ファームウェアを作成、書き込む
といった流れになります。意外と手順自体はシンプルです。
ファームウェアの作成・書き込みは説明が長くなるので次回の記事にします。
今回は組み立てに入る前に、スイッチのカスタムをしておきました。
折角の自作キーボードなのでただ組み立てるのではなく、スイッチをプレートに固定する前にスイッチのスプリングを交換して、グリスアップも行っておきます。これにより自分好みの打鍵感を目指します。
ただ組み立てるだけならばこの工程は必要ありません。
スイッチへのグリスアップとスプリング交換もいつか記事にしようと思います
さてそれでは組み立てです。
まずはスイッチをプレートにはめ込みます。スペースバー周りのキーなどは複数のレイアウトに対応するために左右に微調整できる構造になっているので、これらはPCBと合わせた後に取り付けます。
スイッチを取り付けました。スペースバー用のスイッチだけ悩んだ末にGateronの黒軸を使うことにしました。
これもグリスアップとスプリングを重いものに交換しています。
PCBにスタビライザーを取り付けます。
PCBに開いている穴にスタビライザーの脚を合わせて押し込むだけです。
向きがありますが穴の大きさで簡単にわかります。
取り付けたところです。ちなみに今回はANSIレイアウト(所謂ASCII,英字配列)ですがISOレイアウト(日本語キーボードと同じEnterキー)にする場合はエンターキーのスタビライザーを縦向きに付けたりと一部付け方が異なります。
プレートとPCBを合わせ、位置に気をつけながら残りのスイッチを取り付けます。
とくに最下段のスイッチはレイアウトの選択肢が多いので実際にキーキャップを付けて位置を確認したほうが良いと思います。ここで失敗してハンダ付けすると折角つけたハンダをまた外して付け直すハメになってしまいます。
スイッチの足が全てPCBの穴から出ていることを確認(←重要!)したらスイッチとPCBをハンダ付けしていきます。最初に四隅のスイッチをハンダ付けしておくとPCBが動かなくなるのでやりやすいかと思います。
PCBはほぼフラットですが、プレートが若干反っていたので歪みを取るために下側から順にハンダ付けしていきました。
ただ、反っているプレートとPCBをハンダだけで固定しようとすると多分PCBが負けて無理な力がかかってしまうので、ハンダ付けの前に可能な限りプレートの反りを取っておいたほうが良いようです。
ちなみに、Youtubeのキーボード組み立て動画などを見てるとハンダ付けの後に出るヤニ(?)を拭き取っている人がいますが、ただ見た目がよくなるだけの話なのでそのままにしておきます。完成したらどうせ基板の裏は見えませんし。
ハンダ付けが終わったら、ケースに入れます。PCBについているUSB端子を引っ掛けないように注意。ここまでくればほぼ完成です。
USB端子とPCB裏のスイッチの位置がケースと合っていることを確認したら、ケースに脚をつけます。
このケースはゴムシートとアルミの脚が両方付属してきたので、高さがちょうどよかったアルミ脚を使いました。
PCBとケースをネジで固定し、キーキャップを付ければ晴れてキーボードの完成です!
白い背景で撮ったら白いEscキーが・・・・・
Escとコマンドキーは足りなかったので持っていた適当なのを付けました。
完成して早速打ってみましたが予想通りしっかりとした打ち心地になって満足です。手間をかけてスイッチをいじった甲斐がありました。
やはり完成品を買うよりも自分で組み立てたほうが愛着がわきますね。自作PCとだいぶ似ています。
自作キーボード自体が日本ではだいぶマイナーなのが残念ですが・・・・私もGH60 について調べるまでは知らなかったので人のこと言えませんねw
とはいえ、自作の手間はだいぶ簡単な上にパーツの単価もそこまで高くないので、自作キーボードはいい趣味にできそうです。PCと違ってフットプリントも小さいですし。
それと、今回はLED無しで作りましたが、もし次作るならLED付きでやってみようかなと思います。
普通のバックライトはRealforce RGBでずっと使ってきたので新しさを感じませんが、GH60のバリエーションの中にはケース自体を光られられるものもあるので面白そうかなと。
次回はファームウェアの作成と書き込みです。
ファームウェアの作成・書き込みは説明が長くなるので次回の記事にします。
今回は組み立てに入る前に、スイッチのカスタムをしておきました。
折角の自作キーボードなのでただ組み立てるのではなく、スイッチをプレートに固定する前にスイッチのスプリングを交換して、グリスアップも行っておきます。これにより自分好みの打鍵感を目指します。
ただ組み立てるだけならばこの工程は必要ありません。
スイッチへのグリスアップとスプリング交換もいつか記事にしようと思います
さてそれでは組み立てです。
まずはスイッチをプレートにはめ込みます。スペースバー周りのキーなどは複数のレイアウトに対応するために左右に微調整できる構造になっているので、これらはPCBと合わせた後に取り付けます。
スイッチを取り付けました。スペースバー用のスイッチだけ悩んだ末にGateronの黒軸を使うことにしました。
これもグリスアップとスプリングを重いものに交換しています。
PCBにスタビライザーを取り付けます。
PCBに開いている穴にスタビライザーの脚を合わせて押し込むだけです。
向きがありますが穴の大きさで簡単にわかります。
取り付けたところです。ちなみに今回はANSIレイアウト(所謂ASCII,英字配列)ですがISOレイアウト(日本語キーボードと同じEnterキー)にする場合はエンターキーのスタビライザーを縦向きに付けたりと一部付け方が異なります。
プレートとPCBを合わせ、位置に気をつけながら残りのスイッチを取り付けます。
とくに最下段のスイッチはレイアウトの選択肢が多いので実際にキーキャップを付けて位置を確認したほうが良いと思います。ここで失敗してハンダ付けすると折角つけたハンダをまた外して付け直すハメになってしまいます。
スイッチの足が全てPCBの穴から出ていることを確認(←重要!)したらスイッチとPCBをハンダ付けしていきます。最初に四隅のスイッチをハンダ付けしておくとPCBが動かなくなるのでやりやすいかと思います。
PCBはほぼフラットですが、プレートが若干反っていたので歪みを取るために下側から順にハンダ付けしていきました。
ただ、反っているプレートとPCBをハンダだけで固定しようとすると多分PCBが負けて無理な力がかかってしまうので、ハンダ付けの前に可能な限りプレートの反りを取っておいたほうが良いようです。
ちなみに、Youtubeのキーボード組み立て動画などを見てるとハンダ付けの後に出るヤニ(?)を拭き取っている人がいますが、ただ見た目がよくなるだけの話なのでそのままにしておきます。完成したらどうせ基板の裏は見えませんし。
ハンダ付けが終わったら、ケースに入れます。PCBについているUSB端子を引っ掛けないように注意。ここまでくればほぼ完成です。
USB端子とPCB裏のスイッチの位置がケースと合っていることを確認したら、ケースに脚をつけます。
このケースはゴムシートとアルミの脚が両方付属してきたので、高さがちょうどよかったアルミ脚を使いました。
PCBとケースをネジで固定し、キーキャップを付ければ晴れてキーボードの完成です!
白い背景で撮ったら白いEscキーが・・・・・
Escとコマンドキーは足りなかったので持っていた適当なのを付けました。
完成して早速打ってみましたが予想通りしっかりとした打ち心地になって満足です。手間をかけてスイッチをいじった甲斐がありました。
やはり完成品を買うよりも自分で組み立てたほうが愛着がわきますね。自作PCとだいぶ似ています。
自作キーボード自体が日本ではだいぶマイナーなのが残念ですが・・・・私もGH60 について調べるまでは知らなかったので人のこと言えませんねw
とはいえ、自作の手間はだいぶ簡単な上にパーツの単価もそこまで高くないので、自作キーボードはいい趣味にできそうです。PCと違ってフットプリントも小さいですし。
それと、今回はLED無しで作りましたが、もし次作るならLED付きでやってみようかなと思います。
普通のバックライトはRealforce RGBでずっと使ってきたので新しさを感じませんが、GH60のバリエーションの中にはケース自体を光られられるものもあるので面白そうかなと。
次回はファームウェアの作成と書き込みです。
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